| ■航空局との定期会談
2−1)会談実績
1988年以降2001年12月まで合計41回、航空局技術部長 室において、最近は年2回の頻度で半日をかけて討論します。
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航空局側出席者:
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技術部長、航空機安全課長、同課係長など |
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遺族側出席者:
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ラリー実行委員他遺族有志 |
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黙祷:
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会談に先立ち全員御巣鷹の尾根に向かい黙祷を捧げます |
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話題:
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旅客機の安全性向上に関する技術事項 |
2−2)会談の成果
現在までに下記の実績を得ました。
<将来型航空機客室安全設備の試作研究プロジェゥト>
日航機事故で殆どの人が頭と腹への衝撃で死亡した教訓から、ラリー側の申し入れに応じ航空局主導でプロジェクトが発足。
1991年より3年をかけ9千万円の予算で「後ろ向き座席」及び 「肩掛け式ベルト座席」の2種が開発され、世界初の実機搭載 テストが行われ、実用性が証明されました。 |
<旅客機座席位置番号ラベル>
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日航機座席残骸にはA、B、Cの左右位置を示すラベルは貼られていたが1、2、3の前後位置を示すラベルは無く、誰が座ってい たか不明でした。旅客機事故の調査は残骸を集めて復元する ことから出発します。ラリー側の申し入れで航空局が動き、日航 は世界にさきがけて1、2、3・・・の番号ラベルを座席につけまし た。以来日航以外の会社でも実施し始めています。
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<航空安全の番犬>
| 会談での論議の中、ラリー側は日航機事故教訓の活用を求め ました。例えば旅客機事故での消防、警察、自衛隊などの協力 を内容として空港周辺などで「旅客機事故総合救難訓練」を行う との航空局側の説明に対し、ラリー側は御巣鷹のような山中で の事故を想定して訓練を行ってほしいと要求、「航空安全の番犬」の役目をつとめてきました。 |
<最新安全情報の討議>
| ラリー側川北は米国で年2回開催されるSAE(自動車技術者協会) 航空宇宙部門のS−9「機内安全」委員会に委員として出席、そこで 得られた最新情報を議題として意見交換をします。「視覚障害旅客に対する安全情報の提供」や「脱出用斧の性能評価」が論じられ、 これらの議論は関係国際標準の作成や改訂に貢献しています。 |
<タカで航空安全>
| 近年、空港で飛行機と鳥との衝突が深刻な問題となっている中で、 ラリー実行委員会は鷹匠のタカで空港周辺の鳥を追い払う方法に 着目、上野動物園飼育係や日本ワシタカ研究センターの中島欣也 所長(国際的活動家の鷹匠)より情報を入手、外国での成功例など航空局側に情報提供しました。航空局は1998年3月「航空機と鳥の衝突防止に関する調査(その2)」報告書を発表しましたが、 その中で外国での放鷹実施例と高松空港での実験結果が示され、 大きな効果があると結論付けました。私達の問題提起がこの論議 を促進したと思います。 |
そもそも御巣鷹の尾根は江戸時代鷹狩り用のタカの産地として有名でしたが、開発が進み、東京電力発電所の建設等もあり、タカの絶滅が心配されます。私達は御巣鷹は520の御霊が眠る自然環境の霊地として保存されることを望んでいます。その故に、シンボルとして “Come back hawks!”を提唱します。
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